効果的な音読を行うために
英語を学ぶ上で音読はとても効果的ですが、どのような音読をすればよいか迷うことがあります。
この書籍では、音読と音声指導、文法、チャンクなどが分かり易く述べられています。
また、音読だけに留まらず、スピーチへとつなげる方法や音読を取り入れた授業展開なども紹介されています。
音読は英語の土台となる基礎練習で、授業でも行うことが望まれています。
しかし、ただ漠然と英文を読んでいるだけでは効果は期待できないでしょう。
音読を実行する前に書籍などで方法論を学んでから実践をしたほうが効果的です。
この書籍は参考になる例がたくさん提示されていますのでおすすめします。
教室で明日から使えるメソッドが見つかります。
「実践的コミュニケーション能力の育成」が学習目標に掲げられている今、音読指導は教室において特に重要なものである。著者は、音読指導を二つの段階に分け、第一段階として発音やイントネーションやリズムの重要性とその指導法を挙げ、第二段階としてそれをレシテーションやスキットやスピーチに持っていく指導方法を挙げている。一読すれば、教育者は明日から教室で使える指導方法が必ず見つかるものと思う。 また、一貫して奇をてらったものではなく、言葉を自動化させるだけの忍耐と反復練習が必要であるという、外国語学習の一番大切なことを説いている点でも同感できる。
研究社
高校英語教育を変える和訳先渡し授業の試み 英語テスト作成の達人マニュアル (英語教育21世紀叢書) 英語授業の大技・小技 これだけは知っておきたい英語授業レベルアップの基礎 シャドーイングと音読の科学
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